福岡市の指名願

福岡市の指名願の受付(随時受付)が令和3年2月に行われます。
この武漢ウィルス大不況の中、生き延びるためには、公共工事の受注を目標の柱にしてがんばりましょう。
ただその前提として建設業の場合以下の経営事項審査を受けておく必要があります。
はじめての方もすぐに慣れますので、頑張って受けてみませんか???。
以下、説明いたします。

☆経営事項審査とは

経営事項審査とは、国、地方公共団体等が発注する公共工事を直接請け負おうとする建設業許可業者は必ず受けなければならない審査です。

1.要件

(1)建設業の許可業者に限ります。
(2)公共工事を受注したい場合です。
(3)元請けで受けようとする場合に限ります。
 →ですから、下請けで入る場合には経審は要りません。

公共工事の各発注機関は、入札参加に必要な資格基準を定め、それぞれ点数化し、順位・格付けを行っています。
その内、経営事項審査では、建設業者の施工能力や経営状況などを客観的指標で評価致します。

2.審査基準日

審査の基準日は、原則として申請日の直前の営業年度の終了の日(直前の決算日)となります。
また、合併又は営業権譲渡等の場合、上記以外の日が審査基準日になる場合があります。  

3.有効期間

審査基準日(直前決算日)から起算して1年7ヵ月となっております。
有効期間が経過しますと、公共工事を請け負う事が出来なくなりますので、要注意です。 

暗記ことば

「経審は、いない、いない で…ぱ~」

[説明]→「い」「ない」「1年7ヵ月」
(お粗末サマ…)

4.審査項目

申請者は
①経営状況分析機関に対して、経営状況分析の申請を行い、②その結果通知が出てから、③経営規模評価申請書及び確認書類を提出して審査を受けます。

5.申請書の提出方法

経営事項審査は、国土交通大臣の定めた下記の項目によって行われます。

(1)経営状況分析→ 国土交通大臣が登録した経営状況分析機関が行っています。
(2)経営規模
(3)技術力(技術職員の数)
(4)その他の審査項目(社会性等)

(1)~(4)は、許可行政庁が、行っています。

6.申請書の様式及び提出書類

申請様式等の入手方法

申請に必要な書類は、県庁ホームページよりダウンロードします。
「経営事項審査申請様式(新:令和)」

7.手数料について

手数料は収入印紙で納めます。